世界観とストーリー

世界観

20XX年 ― 今よりもはるかにロボット産業が発達した世界。

世界恐慌により崩壊した資本主義に代わって提唱された「新社会主義」の下、政府はロボット技術による単純労働の機械化や人々の衣食住の徹底管理を実現。世界からは競争原理が失われて争いがなくなり、恒久的な平和がもたらされていたかのように見えた。

ロボット技術の進歩がさらなる社会秩序の安寧と発展を促す一方で、平和維持のために管理・抑制された人々が社会的ストレスの捌け口として政府主催による公のロボット格闘大会「バトルコロッセオ」に熱狂する中、人類に新たな危機が迫ろうとしていた……。

 

ストーリー

Dr.ホワイトが開発した9体の兄弟ロボット「Mighty Numbers(マイティナンバーズ)」は、バトルコロッセオでも常に上位にランクインする人気実力派チーム。だが彼らは大会に参加中、突如として起こったサイバーテロによってコンピュータウィルスに感染し、暴走状態に陥ってしまう。

暴走した兄弟たちによって各地の重要施設やライフラインは占拠され、さらにウィルスが世界中のロボットへと感染を拡大していく中、それを止められるのは感染を免れたMighty No.9 "BECK (ベック)" ただ1体。

いつもチームの足を引っ張っていた彼に、人類の未来が託されたのだ!