マイティ・マンス終了、そして新たな年の幕開けです！

 

いつもMighty No. 9プロジェクトをご支援してくださっている皆さまへ

 

楽しかったマイティ・マンスも本日を持って終わりとなります。イベントに参加してくださったすべての皆さまへ、「ありがとう！」と言わせてください。

 

特にキックスターターでキャンペーンを開始したときから応援してくださっている皆さまには、いつもいつもいろんなコメントやメッセージを頂けて、開発チームも驚き、それ以上に感謝しています。

 

従来のゲーム開発では、プロモーション展開などを考えた上で、開発の状況やゲームの情報などを上手くコントロールしながら公開していくのが普通です。しかし今回、私たちは全ての情報を皆さまにお伝えしていく形を取りました。正直に言えばかなり大変ですが、皆さまのリアルタイムな反応を見ながらの開発は、どれだけベテランな開発メンバーにとっても貴重だと思える経験となっています。新たな開発の形を見せてくださった皆さまに、改めてお礼申し上げます！

 

それでは、前置きはこれぐらいにして……今回は発表する事がかなり多いので、早速ですが今枝さん、よろしくお願いします！

 

エネミーデザインコンテスト、結果発表！！

 

今枝：みなさん、大変長らくお待たせしました！先月、3週間に渡ってフォーラムにて開催致しました真夏のエネミーデザインコンテスト……いよいよ結果発表です！！

それぞれ1週間という短い期間の中で、本当にたくさんの素晴らしいデザインを投稿頂き、誠にありがとうございました！それでは、栄えある受賞作品、およびそのデザインが実際に『Mighty No. 9』に登場するにあたって、どのようにアレンジされるのかも合わせてご覧ください。

 

 

第1弾：投石ロボット

 

まずは、炭鉱ステージに登場する、石の砲弾で攻撃してくるロボット。

上図のイラストのような砲台型ロボット、シャベルで穴を掘る人型ロボット、トロッコ型のロボットなど、炭鉱というシチュエーションに相応しい様々なアイデアを投稿して頂きました。

その中でも、我々の目に留まったのは……

 

Mighty No. 988 AWDさんのこちらのデザイン！！

炭鉱夫のイメージと左右のシャベルのパーツ、そして投石のためのベルトコンベアと、全ての要素が上手く融合しており、面白いデザインになっていると思います。

そしてこちらをベースにインティ・クリエイツでアレンジしていただいたデザインがこちら！

 

 

 

元のデザインが人型に近かったのに対して、採掘に特化したやや重機寄りのデザインとなっていますね。投石の射出部分も、射出方向が分かりやすいように、筒型に変更されています。

 

実はMighty No. 12038 Nenetsさんの作品や、Mighty No. 18206 ENさんの作品も候補に挙がっていたのですが、より敵キャラクターとして分かりやすいAWDさんの作品を採用させて頂きました。

 

 

 

 

第1弾に限らず、投稿頂いたデザインの中にはいくつもアイデアの光る作品があり、なかなか1つに絞り切れない（というかもったいない）こともありました。そんな場合はどうするか……といったことも踏まえながら、第2弾の発表に移らせて頂きます。

 

第2弾：自爆ロボット

 

さて、同じく炭鉱ステージに登場する、ブロックの中から飛び出して自爆してくるロボット。デザインの自由度が高く、動物だったり、ドクロだったり、様々なモチーフのロボットが投稿され、我々を楽しませてくれました。その中から見事選ばれたのは……

 

 

Mighty No. 48461 megakaziさんのデザイン！！

発破用の爆弾とブロックの中に潜むためのドリル、そして移動用のアームが、とてもシンプルにまとまっていることが選考の決め手となりました。

しかし、このままMighty No. 9に登場させるには少しデザインラインが未来的すぎるので、

 

 

 

 

Mighty No. 9141 takobotさん、Mighty No. 38910 hueyさんの作品のような、見た目に爆弾ということが分かりやすいデザインとなるようブラッシュアップを行っていきました。

 

 

インティ・クリエイツのメンバーによる、3作品がミックスされたデザイン。うーん、やはり最初のシンプルさを活かしたいので、C案をチョイス。さらに、爆弾っぽさをより強調すべく上部のデザインを調整してもらって、

 

 

このようなデザインとなりました！megakaziさんのデザインの大事な所は押さえながら、Mighty No. 9らしいロボットに仕上がったと感じています。ただ1つのデザインに絞り込むのではなく、投稿された複数のアイデアからいい部分を取り込んでいくのは、このフォーラムで行うコンテストならでは！という感じがしますね。

 

第3弾：バーナーロボット

 

最後は、石油プラットフォームステージに登場する、四方八方から火の手を伸ばすロボット。こちらはかなり細かい部分まで仕様が決まっており「デザインもそこまで大きく差は出ないかな？」と心配していたのですが、全然そんなことはありませんでした。みなさんの自由な発想には驚かされるばかりです。その中から選ばせて頂いたのは……

 

Mighty No. 40224 Arron L. Tuckerさんのデザイン！！

いやはや、こちらのデザインに関しては稲船さんも「完成度高いな～！」と驚かれており、世界観や仕様とも合致していたため、ほぼそのまま使わせて頂く形となっています。

 

 

 

 

ただ、Mighty No. 30565 LiennさんやMighty No. 55941 MOGY64さんのように、Xelでパイプを造り、そこから火を放つというアイデアはとても面白く、このロボットが元々どんな役割を持っていたかが分かりやすいので（おそらく、石油を汲み上げて運んでいたんじゃないかな？）採用させて頂きました。

 

それらを合わせて、Mighty No. 9のデザインラインに調整したものがこちらになります！

 

 

四方八方から延びるパイプ、噴き出る炎。パイプのおかげで、攻撃範囲も分かりやすくなったかな？本作ではそういったところも大事ですからね。

 

ということで、真夏のエネミーデザインコンテストの受賞作品およびアレンジの模様をお伝えしました。これらのロボットが実際にゲーム内で動くのを、ぜひ楽しみにしていてくださいね！
 

comceptメンバー一同から、心より感謝を込めて

 

このMighty No.  9は、皆さまの力無しには成り立たないプロジェクトです。ご意見、ご感想、ファンアート、β版のフィードバックなどなど……私たちは、ファンの皆さまの応援によって支えられています。私たちはそれを決して忘れません。

 

少しクサいセリフではありますが、インターネットを通じて、そしてクラウドファウンディングの力によって、私たちは常に繋がっています。今回はそれを利用して、開発メンバーから直接皆さんにお礼を言わせて頂きます！！

 

 

一周年が明けても、引き続きMighty No. 9をよろしくお願い致します！

 

さて、エネミーデザインコンテストはいかがだったでしょう？また、この1年で一番印象に残った事はなんですか？ぜひ皆さんの思う事を私たちにお聞かせください！

 

いつもいつも、Mighty No. 9を応援してくれて、本当にありがとうございます！

 

-ディナ（Mighty No. 1046）、今枝浩司（Mighty No. 610）、KIMOKIMO (Mighty No. 299), そしてMighty No. 9チーム一同